交通事故で生じる肩の痛み(肩関節捻挫)について

文責:院長 柔道整復師 河合 隆智

最終更新日:2022年08月25日

1 交通事故の衝撃で肩を痛めてしまうことがあります

 交通事故に遭ったとき、肩は非常に影響を受けやすい部位です。
 たとえば、叩きつけられたときに痛めるおそれがあるほか、シートベルトで圧迫されてしまい痛みが出ることもあります。
 運転をされている方の場合には、ハンドルを握っているために力の影響を受けてひねってしまったというケースもあります。
 また、肩そのものに衝撃を受けたわけではなく、首に生じた痛みの影響で肩にも痛みが出てきたということなども考えられます。
 肩の痛みは、接骨院の施術で改善を目指すことが可能です。

2 交通事故のあと肩がこんな状態になっている方はご相談ください

⑴ 痛みがある方

 肩に強い痛みがある場合、できるだけ早くその痛みを抑え、後々に影響が出ないように施術を行う必要があります。

 ただし、交通事故に遭った直後は、興奮によって痛みを感じにくくなっていることも珍しくはありません。
 そのため、「とても痛い」という方はもちろんですが、「少し痛い」という方の場合も、痛みが軽いうちに接骨院にご相談いただくことをおすすめします。
 肩の痛みを後々まで残さないようにするためには、早くからの対応が重要です。

 

⑵ 強い衝撃を受けた自覚がある方

 肩の部位に強い衝撃を受けたという場合や、不自然な動きをしたという感覚がある場合には、今はなんともなくとも、念のため一度ご相談いただくことをおすすめいたします。

 ご相談いただくことで、肩の関節や筋肉の状態等をお調べして必要な処置をご提案することが可能です。

 

⑶ 違和感がある方

 肩関節捻挫の場合、腫れや熱が生じることもあります。
 また、動かしにくいと感じたり、動かしたときにいつもと違う感じがしたりするということもあります。
 動かすうちに悪化してしまうこともあるため、少しでも不安がある場合には、無理に動かそうとせず、お早めにご相談いただくことが重要です。

3 当院の交通事故による肩の痛みに対する施術

 ひとことで「肩が痛い」と言っても、衝撃の受け方もお身体の傷つき方もそれぞれ異なりますので、肩の痛みを改善するためには、交通事故の状況を把握するとともに、お身体をしっかりとお調べする必要があります。
 また、肩の痛みが非常に強いような場合、無理に力を加えると悪化するおそれもありますので、まずは除痛が必要となることもあります。
 当院では、事前のカウンセリングと検査をしっかりと行い、状態に合わせた早期改善のための施術計画をご用意します。

 痛みを抑えるための微弱電流や、筋肉のこわばりを解消し自然治癒力を高めるための手技、全身のバランスを整えるための全身調整などを組み合わせ、丁寧に対応させていただきます。
 肩の痛みがぶり返さないように、一時的な緩和ではなく根本改善のための施術を行わせていただきますので、交通事故の後に肩に痛みや違和感が生じている方は、当院までご相談ください。

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